電飾って2006.4.27
2006年 04月 27日
今、僕が参加しているツアーで使用している機材はVersaTubeというLEDを使ったもので、大きな意味で言えばLEDヴィジョンです。一つ一つは今まであったiCove等のLED灯体みたいなんですが、それを縦横に規則正しく並べてモニターのように映像を出せるようにした物です。やっている技術などは、今までからすれば考えられないような凄いことなんです。縦50×横112ドット×3色=16800chですからね。そんな数のチャンネル数を電飾的に配線すると思ったら、気の遠くなるようなケーブルの量になるでしょう。それが、数本の細いケーブルと電源だけで出来てしまうんだからLED様々です。
でも、実際仕込んで色々な映像がでているのを見ていると何か釈然としないんですよね。確かに凄い高い機材でやっていることも凄いんですがどう考えても
これは電飾じゃない!映像屋だ!
ここ数年、LEDを使った物がもの凄く増えていて、今まであった電球を何千個も配線するとか、スリム管を使うことが余りなくなってきました。時代の流れだとは思うんですが、やっぱり僕は電球やスリム管を使った物の方が好きなんです。仕込みなどは圧倒的にLEDの方が楽なんですが、なんか出てきた明かりを見ていてもつまらないんです。LEDだと色々な色が出せて何でも出来てしまうようで意外に単調になってしまうんです。単色しかでない電球やスリム管の方がよほど色々表現できたり。徹夜で何千灯も配線したりするのは凄く大変ですが作り上げる楽しさは遙かにあるんですよね。映像さんにしても照明さんにしても、売っている製品を使ってコネクタを繋げば仕込みが完了してしまうのと違って、電飾はセットによって道具に穴開けてソケットを付けてそれを配線してなど、大道具と同じ作り上げる仕事なのでセットが出来たときのうれしさは照明さんには分からないものがあると思います。
やっぱり僕は根っからの電飾屋なんだな、なーんておもってしまうこの頃です。
でも、実際仕込んで色々な映像がでているのを見ていると何か釈然としないんですよね。確かに凄い高い機材でやっていることも凄いんですがどう考えても
これは電飾じゃない!映像屋だ!
ここ数年、LEDを使った物がもの凄く増えていて、今まであった電球を何千個も配線するとか、スリム管を使うことが余りなくなってきました。時代の流れだとは思うんですが、やっぱり僕は電球やスリム管を使った物の方が好きなんです。仕込みなどは圧倒的にLEDの方が楽なんですが、なんか出てきた明かりを見ていてもつまらないんです。LEDだと色々な色が出せて何でも出来てしまうようで意外に単調になってしまうんです。単色しかでない電球やスリム管の方がよほど色々表現できたり。徹夜で何千灯も配線したりするのは凄く大変ですが作り上げる楽しさは遙かにあるんですよね。映像さんにしても照明さんにしても、売っている製品を使ってコネクタを繋げば仕込みが完了してしまうのと違って、電飾はセットによって道具に穴開けてソケットを付けてそれを配線してなど、大道具と同じ作り上げる仕事なのでセットが出来たときのうれしさは照明さんには分からないものがあると思います。
やっぱり僕は根っからの電飾屋なんだな、なーんておもってしまうこの頃です。
by staryamamoto
| 2006-04-27 10:31
| 気まぐれ日記